横濱おなか診療所

横濱おなか診療所

インフルエンザの予防接種

ライン

Tel.045-507-8715

ライン

ご予約について
診療は時間予約制となります。
診療終了後に次回の予約をお取りください。
(予約は1回分のみ30日先までお取りできます。)
初診の方はお電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
直接来院された方は、救急の場合には急患の対応をいたしますが、原則的には来院時に当日あるいは翌日以降の予約を取っていただく形となります。

胃腸内科

胃腸内科とは

胃腸内科は当院の主たる診療科目の一つです。
食べ物を飲み込んでからお通じとして排泄するまでの様々なトラブルに対して診療をさせていただいております。

具体的には下記のような疾患があげられますが、実際感じられる症状としては 「食欲がない」「おなかが痛い」「下痢や便秘などの症状がある」などといったやや漠然としたものではないでしょうか。

様々な症状に対して診断に至らずにいるのは、不安ばかりが募ってしまうものです。
当院では丁寧な問診で疾患を絞り込み、診察をもとに治療方針を立て、初療としては多くの場合症状の緩解、日常生活の維持を目標としていきます。(症状に応じての判断となってしまいますが、いきなり消化管の検査をしましょうということは極力少なくなるように配慮しております。)

ただ、それらの症状がどういう原因であったかの判断は大切にするようにしております。
数回の診察を経るうちに、その疾患が一時的なものなのか、繰り返す可能性のあるものなのか、持続的な治療が必要なものなのか、より専門的な治療が必要なものなのかを絞り込んでいきます。
当院では診断の助けとして、超音波検査、内視鏡検査を常備しております。必要であれば近交の病院の放射線科とも連携をとっており、CTやMRI検査も撮影をしていただくことが可能となっております。

消化器症状は一部を除き我慢が可能なものが多く、そのまま放置されがちですが、逆流性食道炎による“胸やけ”や過敏性腸症候群に伴う“下痢や便秘”などの症状は“日常生活の質”を落としてしまいます。
何らかの愁訴をお持ちの方は、一度ご相談を頂けると丁寧な対応をお約束いたします。

胃腸内科

逆流性食道炎

逆流性食道炎
  • 逆流性食道炎とは、胃液や胃内の食物が、食道への逆流により炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどの症状が生じる病気です。
  • 日常生活での症状緩和策として、食後すぐ横にならないことや、腹圧の上がるような前傾姿勢や刺激物(炭酸等)の摂取を避けたりする事である程度の症状改善が期待できます。
  • 症状が強く生活の改善だけではよくならない方には、制酸剤などによる内服などの治療をお勧めします。
  • 制酸剤の効果は比較的高く、1-2ヶ月で改善される方も多いのですが、数か月で症状が再燃されたリ、複数の薬剤を継続的に使用する方もおり、状況にあったアドバイスをさせて頂いております。
  • 内服が長期化しそうな方には、他の病気が潜んでいないか、食道炎の程度はどうかなど、一度内視鏡検査を受けて頂くことをお勧めします。
    図のような内視鏡上の分類が頻用されますが、程度が軽くても、症状が強く出る方が居られるのが、この疾患の特徴です。

ヘリコバクターピロリ感染症

ヘリコバクターピロリ感染症
  • ヘリコバクター・ピロリ Helicobacter pyloriは、自ら産生したアンモニアで酸を中和し、胃内でも生存可能な細菌で、この感染は食事を介して幼少期に起こり、高齢者ほど感染率が高いのが特徴です。
  • この菌が近年注目を集めるようになってきたのは、胃十二指腸潰瘍、胃癌、MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病などの発症に大きく関与をしていることが分かってきたからです。
  • ピロリ菌の検査は、尿素呼気テスト(UBT)、血中抗体検査、便中抗原検査などがありますが、いずれの検査も、保健で検査を行うためには内視鏡検査の後その存在を疑ってからでなければ、検査を受けて頂くことが出来ません。
  • ピロリ菌が確認た場合、次は除菌となります。治療は2種類の抗生剤と、制酸剤を1週間内服して頂きます。初回で60-80%成功しますが、失敗の場合は薬剤を変更して2次除菌が保険診療で可能です。
  • 除菌治療に関して、副作用や再感染、3次除菌等のご質問をよくお聞きしており、診察室で説明をさせて頂いております。

虚血性腸炎

虚血性腸炎
  • 虚血性腸炎とは、大腸の血管が一時的につまることで、大腸壁が虚血に陥り、粘膜に炎症や潰瘍などができる病気です。左側の下行結腸を中心に血流低下が起こりやすく、腹痛や下痢、血便などの症状が現れます。
  • 強い腹痛とともに下血が見られるため、癌や出血を伴う他の腸炎などが潜んでいないかを慎重に見極める必要があり、腹痛、下血の状況を確認しながら、内視鏡検査を行うことが多い疾患です。
  • 虚血性腸炎の原因は腸管へ向かう血流の減少です。状態としては①動脈硬化 ②脱水 ③便秘などの関与が頻度が多く疑われやすいです。
  • 治療は、疾患自体は食事の制限や補液などで改善をすることが多いですが、腸管の壊死などが疑われるような場合は手術を行わなけらばならないことがあります。
  • 再発予防のため原因となった状態へのアプローチが重要で、生活の指導や内服加療を行うことがしばしば必要となります。

過敏性腸症候群(IBS:irritable bowel syndrome)

過敏性腸症候群(IBS;irritable bowel syndrome)
  • 過敏性腸症候群とは、お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。
  • 様々なストレスに曝される機会の多い現代社会においておよそ10%程度の人がこの病気であるといわれている、よくある病気です。
  • 命に関わる病気ではありませんが、お腹の痛み、便秘・下痢、不安などの症状のために日常生活に支障をきたすことが少なくありません。
  • 腸の運動や知覚は脳と間の情報交換により制御されています。ストレスによって不安状態になると、腸の収縮運動が激しくなり、また、痛みを感じやすい知覚過敏状態になります。この状態が強いことがIBSの特徴です。
  • 治療としては、根本的には過剰なストレスの制御をする為に、誘因をヒアリングしその調節をアドバイスさせて頂ききます。なかなか速効性の得難い方法なので、補助的に腸管機能の安定を試みる整腸剤や抗コリン剤などの薬剤を併用していきます。

大腸憩室症

大腸憩室症
  • 大腸憩室症とは、大腸憩室とは、大腸壁にへこみができ、腸管の外側へ袋状に飛び出た状態を言います。内視鏡を受けている際によく憩室がありますよといわれる方も少なくないかもしれません。
  • 憩室は、(生まれつき存在する方もいますが、)腸管の運動を司る平滑筋の弱くなった処に便秘などで腸管内圧が高くなり出現すると言われております。
  • 西欧型の食事の機会が増え、食物繊維摂取の減少が一因とも言われており、この疾患も生活習慣病の一種といえます。
  • 憩室が存在するだけでは自覚症状は出現しませんが、「憩室炎」、「憩室出血」、「穿孔」などの病態を起こすことがあります。その際には各々疼痛、下血、発熱の症状を伴い、消化管の安静や点滴、抗生剤の投与に加え専門施設で緊急の処置が必要なことがあります。
  • 憩室そのものは自然には消失をしません。憩室症を指摘された場合には、排便状態の見直しをご検討ください。また各疾患の治療歴のある方は、繰り返される可能性があり、治療歴を記憶をお勧めします。
  • 横濱おなか診療所
  • 〒226-0019 神奈川県横浜市緑区中山4-1-8ハイツ中山101-A
  • Tel.045-507-8715
  • 朝8:30より予約受付
診療時間
(受付時間)
8:00~12:00
(8:30~11:45)
16:30~19:00
(16:00~17:45)

診療は時間予約制となります。
初診の方は、お電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
【休診日】 水・土曜日午後・日・祝
※8:00~9:00・14:00~16:00 検査・OPE 優先
※18:00~19:00 オンライン診療
当医院は発熱外来を行っておりませんので、発熱の患者様はオンライン診療となります。
新型コロナウイルスのPCR検査・抗原検査は、行っておりません。

※ご予約について
当医院は時間枠予約制で、予約時間通りに診療が進まない場合もごさいます。予めご了承ください。
通常の診療予約は、診察後会計時、または休診日以外の13時~16時にお電話でお取りいただくか、インターネットでご予約下さい。
急病など当日受診希望の方、初診の方、お薬がなくなってしまう方は、まずお電話でご相談ください。
30日先まで、1回分の診察予約が可能です。インターネットでは検査の予約ができませんので、必ずお電話でご相談ください。
予約なしに直接来院されると、予約の方が優先のためお待ち頂く事になりますので、事前にお電話をお願い致します。
院内が込み合っている場合には電話が繋がりにくいことがあります。その場合は少し時間をおいてからおかけ直しください。