当院のもうひとつの主たる診療科目がこの肛門外科です。
日本人の3人に1人は、痔があるといわれています。そのほとんどが内痔核、いわゆるイボ痔です。内痔核は、初期段階で生活習慣の改善や治療をすれば、切ったたりせずに治ることが多いのですが、「恥ずかしいから」「怖いから」「痛くないから」と診察を受けない方が少なくありません。
そのため、患者様の多くが手術の必要な状態になってしまっています。
受診された患者様は、「診察前のあの不安は何だったんだろう?」「診てもらって安心した」と口をそろえます。悪くなるまでそのままにしないで、早めにご相談ください。
また時として、「痛くてどうしようもない。今すぐなんとかして!」という訴えで来院をされる方がいらっしゃるのも事実です。
当院ではいきなり根治的な治療を行うことは難しくても、「仙骨硬膜外麻酔」といってお尻の割れ目の少し上にブロック注射を打つことによって、大部分の疼痛を緩和しつつ治療をすすめることが出来ます。
当診療所では、まず患者様が受診しやすい診療所を目指しています。
そして、生活習慣の改善や、薬、切らない手術で、負担や苦痛の少ない治療を行っていきたいと考えております。