横濱おなか診療所

横濱おなか診療所

ライン

Tel.045-507-8715

ライン

ご予約について
診療は時間予約制となります。
診療終了後に次回の予約をお取りください。
(予約は1回分のみ30日先までお取りできます。)
初診の方はお電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
直接来院された方は、救急の場合には急患の対応をいたしますが、原則的には来院時に当日あるいは翌日以降の予約を取っていただく形となります。

「卵をやめればいいですよね?」コレステロールが高い方に伝えたい食事の考え方

公開日:2026年09月27日
更新日:2026年09月23日

「健康診断でコレステロールが高いと言われました。何を食べればいいですか?」

外来でこのようなご質問をいただくことがあります。

中でも、「卵は食べてはいけないんですよね?」と心配される方は少なくありません。

実際に、「コレステロールが高いと言われたので、まず卵をやめようと思っています」とお話しされる方もいらっしゃいます。

たしかに、卵にはコレステロールが含まれています。

でも、食事を見直すときに、卵だけを悪者にしてしまう必要はありません。

大切なのは、一つの食品だけを見るのではなく、普段どのようなものを食べているのか、食事全体を見てみることです。

「卵をやめれば大丈夫」ではない理由

コレステロールが高いと聞くと、

「コレステロールを含む食品を食べなければいい」

と考えやすいですよね。

しかし、血液中のLDLコレステロールに影響するのは、食事中のコレステロールだけではありません。

特に、肉の脂身やバター、生クリーム、洋菓子などに多く含まれる飽和脂肪酸は、LDLコレステロールとの関係が強いことが知られています。

そのため、「卵を食べているからコレステロールが高い」と一つの食品だけで考えるのではなく、

  • 肉料理を食べる頻度や部位
  • 脂の多い料理が多くなっていないか
  • バターや生クリームを使った食品をよく食べていないか
  • 揚げ物や洋菓子が続いていないか
  • 野菜、海藻、きのこ、大豆製品などがとれているか

など、普段の食事を振り返ってみることが大切です。

厚生労働省も、LDLコレステロールが高い場合には、まず飽和脂肪酸のとり過ぎを見直すことが重要としています。

では、卵はどうしたらいいの?

ここが一番気になるところですよね。

卵はコレステロールを多く含む食品の一つです。そのため、LDLコレステロールが高い方では、卵などコレステロールを多く含む食品の摂り過ぎにも注意が必要です。日本動脈硬化学会も、LDLコレステロールが高い場合には、コレステロールだけでなく飽和脂肪酸にも注意するよう示しています。

ただし、

「卵は一切食べない」

と極端に考えるのではなく、普段の食事全体の中で、どのくらい食べているのかを振り返ることがポイントです。

 

例えば、朝食で卵を食べていることだけを気にするよりも、

「卵は食べているけれど、肉料理も脂身の多いものが多いかもしれない」

「毎日のように揚げ物を食べている」

「おやつに洋菓子を食べることが多い」

というように、ご自身の食生活を少し広く見てみると、見直せるところが見つかるかもしれません。

「何を食べればいい?」と迷ったら

コレステロールが高いと言われると、「食べてはいけないもの」を探したくなります。

でも、食事を考えるときには、減らすものだけでなく、増やしたい食品にも目を向けてみましょう。

例えば、

  • 野菜
  • 海藻
  • きのこ
  • 大豆製品
  • 食物繊維を含む食品
  • 青魚など

を食事に取り入れることも一つの方法です。

日本動脈硬化学会では、食物繊維の多い食品や青背の魚、大豆などを取り入れ、脂身の多い肉やバター、洋菓子など、飽和脂肪酸の多い食品を控える食事が紹介されています。

「卵を食べないようにしなくては」と考えるだけではなく、

「普段の食事で、何が多くなっているかな?」

と振り返ってみることから始めてみてください。

食事は「一つの食品」ではなく「いつもの食べ方」で考えてみましょう

看護師として患者さんのお話を伺っていると、健康診断で何かを指摘されたときに、「これを食べたからかな?」と原因を一つに絞って考えてしまう方もいらっしゃいます。

もちろん、気になる食品について考えることは大切です。

ただ、毎日の食事は、卵だけ、肉だけ、甘いものだけでできているわけではありません。

「何を食べたらいいですか?」と聞かれたときも、すぐに「これを食べましょう」「これはやめましょう」と考えるのではなく、まずは普段の食事を思い出してみる。

それだけでも、食生活を見直すきっかけになります。

また、コレステロールの値や食事の考え方は、年齢や健康状態、ほかの生活習慣病の有無などによっても異なります。

「自分の場合はどうしたらいいの?」

「卵はどのくらいならいい?」

「食事を変えてみたけれど、数値が高いまま」

という場合は、一人で判断せず、診察の際にご相談ください。

今日からできること

まずは1日分の食事を思い出して、

「卵を食べたか」だけではなく、「肉・魚・野菜・大豆製品などをどんな組み合わせで食べたか」

を振り返ってみましょう。

食事は、何か一つを極端に我慢するよりも、毎日の食べ方を少しずつ見直していくことが大切です。

「コレステロールが高い」と言われて不安になったときも、分からないことは遠慮なくスタッフや医師にご相談ください。

Q&A

Q. コレステロールが高いなら、卵は食べない方がいいですか?
A. 卵はコレステロールを含む食品なので、摂り過ぎには注意が必要です。ただし、卵だけを見て判断するのではなく、普段の食事全体を確認することが大切です。

Q. 何を一番減らしたらいいですか?
A. LDLコレステロールが高い場合、まずは肉の脂身、バター、生クリーム、洋菓子など、飽和脂肪酸を多く含む食品の摂り過ぎを見直すことが一つのポイントになります。

Q. 食事を気をつければ薬はいらなくなりますか?
A. 薬が必要かどうかは、コレステロールの値だけでなく、患者さんの状態やほかの危険因子などを含めて医師が判断します。自己判断で薬を中止せず、ご相談ください。

「脂質異常症とは?LDLコレステロール・中性脂肪の見方」

「コレステロールを下げる薬の役割と注意点」

執筆:横濱おなか診療所 看護師
医学監修:横濱おなか診療所 院長

関連ページ

  • 横濱おなか診療所
  • 〒226-0019 神奈川県横浜市緑区中山4-1-8ハイツ中山101-A
  • Tel.045-507-8715
  • 朝8:30より予約受付
診療時間
(受付時間)
月 火 水 木 金 土 日
8:00~12:00
(8:30~11:45)
〇 〇 / 〇 〇 〇 /
16:30~19:00
(16:00~17:45)
〇 〇 / 〇 〇 / /

診療は時間予約制となります。
初診の方は、お電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
【休診日】 水・土曜日午後・日・祝
※8:00~9:00・14:00~16:00 検査・OPE 優先
※18:00~19:00 オンライン診療
当医院は発熱外来を行っておりませんので、発熱の患者様はオンライン診療となります。
新型コロナウイルスのPCR検査・抗原検査は、行っておりません。

※ご予約について
当医院は時間枠予約制で、予約時間通りに診療が進まない場合もごさいます。予めご了承ください。
通常の診療予約は、診察後会計時、または休診日以外の13時~16時にお電話でお取りいただくか、インターネットでご予約下さい。
急病など当日受診希望の方、初診の方、お薬がなくなってしまう方は、まずお電話でご相談ください。
30日先まで、1回分の診察予約が可能です。インターネットでは検査の予約ができませんので、必ずお電話でご相談ください。
予約なしに直接来院されると、予約の方が優先のためお待ち頂く事になりますので、事前にお電話をお願い致します。
院内が込み合っている場合には電話が繋がりにくいことがあります。その場合は少し時間をおいてからおかけ直しください。