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血便が出たらどうする?色や原因、受診の目安についてわかりやすく解説

公開日:2026年04月12日
更新日:2026年04月12日

便に血が混じっていたり、
トイレットペーパーに血が付いていたりすると、
驚いてしまう方は多いと思います。

一方で、
「痔かもしれない」
「少しだけだから大丈夫だろう」と
様子を見てしまうことも少なくありません。

血便は、
痔や裂肛など比較的よくみられる原因でも起こりますが、
なかには
大腸ポリープや大腸がん、腸炎、胃や十二指腸からの
出血などが関係していることもあります。

見た目だけで原因を判断することは難しいため、
出血の色や量、ほかの症状の有無を確認しながら、
必要に応じて医療機関で相談することが大切
です。
(canscreen.ncc.go.jp)

この記事では、
血便がみられたときに考えられる主な原因や、
受診を考えたほうがよい目安について、
できるだけわかりやすくご紹介します。

血便とはどのような状態?

血便とは、
便に血が混じる、
便の表面に血が付着する、
排便時に出血がみられる、
といった状態のことを指します。

出血している場所によって、
血の色や便の見え方が異なることがあります。

たとえば、
鮮やかな赤い血は肛門や直腸に近い場所からの出血でみられやすく、
黒っぽい便は胃や十二指腸など、
より上の消化管からの出血でみられることがあります。

ただし、
実際には出血量や腸の動きなどによって
見え方が変わるため、
色だけで原因を決めることはできません。 

また、黒い便は消化管出血以外にも、
鉄剤や一部の食べ物の影響でみられることがあります。

そのため、血便に気づいた際は、
色だけで自己判断せず、
経過も含めて考えることが重要
です。

血便の色から考えられること

鮮やかな赤い血が付く場合

排便後にトイレットペーパーへ鮮血が付く場合や、
便の表面に赤い血が付着している場合には、
肛門に近い部位からの出血が考えられます。

代表的なのは痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)です。
裂肛では排便時の痛みを伴うことが多く、
痔核では痛みが少ないまま出血だけ
みられることもあります。

ただし、鮮血だから必ず痔とは限りません。
直腸や大腸の病気でも、赤い血がみられることがあります。

便に血が混じる場合

便そのものに血が混じっている、
赤黒い便が出る、
粘液のようなものに血が混じる、
という場合には、
肛門以外の腸からの出血も考えます。

たとえば、
大腸憩室出血、虚血性腸炎、感染性腸炎、
潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、
大腸ポリープ、大腸がん
などです。

腹痛や下痢、発熱を伴う場合には、
腸の炎症や感染が関係していることもあります。

黒い便が出る場合

黒くて粘り気のある便、
いわゆるタール便は、
胃や十二指腸など上部消化管からの出血で
みられることがあります。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎などが背景にあることがあり、
出血した血液が消化されることで黒く見えます。

黒い便に加えて、
めまいふらつき動悸などがある場合には、
貧血が進んでいることもあるため注意が必要です。

血便の原因として考えられる主な病気

血便の背景にはさまざまな病気があります。
比較的よくみられるものとしては、
痔核裂肛があります。
便秘や硬い便、排便時のいきみなどがきっかけになることが多く、
生活習慣や排便習慣の見直しも大切です。

一方で、
大腸ポリープ大腸がんでも血便がみられることがあります。

大腸がんは早期には自覚症状が少ないこともありますが、
血便、便潜血陽性、便通異常、貧血などをきっかけに見つかることがあります。
(canscreen.ncc.go.jp)

また、
虚血性腸炎では腹痛と血便がみられることがあり、
感染性腸炎では下痢や発熱を伴うことがあります。

潰瘍性大腸炎などでは、
長引く下痢や粘血便がみられることがあります。

どのようなときに医療機関へ相談したらよい?

血便があったとき、
「すぐ相談したほうがよい場合」と
「少し様子をみてもよい場合」の
判断に迷うこともあると思います。

ただ、次のような場合には、早めの相談が勧められます。

黒い便が出た場合
出血量が多い場合
血便とともに強い腹痛がある場合
下痢発熱を伴う場合
めまいふらつき動悸など貧血を疑う症状がある場合
血便が繰り返される場合
40歳以上で初めて血便がみられた場合
便潜血陽性を指摘されたままになっている場合 

反対に、少量の鮮血で、
明らかに硬い便のあとに一度だけ出たような場合でも、
症状が続いたり繰り返したりするようであれば、
一度確認しておくと安心につながります。

血便で受診した際に行うこと

血便の診察では、まず問診が大切になります。
いつから出血があるのか、血のはどうか、
便に混じるのか、拭いたときだけか、
腹痛下痢便秘体重減少はないか、
服用中の薬はあるかなどを確認します。

そのうえで、
必要に応じて肛門の診察、血液検査、便検査、
大腸内視鏡検査胃内視鏡検査などを検討します。

鮮血で肛門症状が強い場合には肛門疾患の評価が中心になりますが、
便に血が混じる、便潜血陽性、貧血がある、
年齢や症状から大腸の病気が心配される場合には、
大腸カメラが原因の確認に役立つことがあります。

黒色便や上腹部症状がある場合には、
胃カメラで胃や十二指腸の状態を確認することもあります。

血便は自己判断せず、必要に応じて確認を

血便は、症状としては目に見えてわかりやすい反面、
原因は一つではありません。

痔のように比較的よくある病気で説明できる場合もありますが、
なかにはきちんと確認しておいたほうがよいケースもあります。

特に、出血が続く場合、便通の変化を伴う場合、
腹痛や全身症状がある場合には、
無理に判断を急がず、
医療機関で相談するのがよいでしょう。

消化器内科では、
症状の経過や便の状態をもとに、
必要な検査が本当に必要かどうかも含めて整理することができます。

まとめ

血便が出たときは、まず落ち着いて、
血の色、量、腹痛や下痢の有無、繰り返していないか
確認することが大切です。

鮮血では痔や裂肛が多い一方、
便に血が混じる場合や黒い便では、
腸や胃からの出血が関係していることもあります。

また、年齢や症状によっては、
大腸ポリープや大腸がんなども含めて考える必要があります。
(canscreen.ncc.go.jp)

血便は、必ずしも重い病気とは限りません。
ただし、
見た目だけで原因を決めることは難しいため、
気になる症状があるときは、
無理に様子を見すぎず、必要に応じて相談することが大切です。

 

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